なぜ暗号資産(仮想通貨)の価格は変動するのか?!価格変動の幅が大きい理由も解説!

2022-09-03

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なんで暗号資産の価格は上がったり下がったりするのか知りたい。

 

暗号資産(=仮想通貨)とは、紙幣や硬貨のように実体をもたず、データのみで存在している通貨、資産。代表的なものとして、ビットコインやイーサリアムがあり、暗号資産の種類は数千種類あるといわれています。

 

この記事は

  • なんで暗号資産の価格はあんなに上がったり下がったりするのか。
  • なぜ暗号資産の値動きは変動の幅が大きいのか。

を、暗号資産の取引を始める前に知っておきたい!と考えている方のためにまとめた記事です。

ぜひチェックにしてみてください。

 

 

暗号資産の価格が変動する理由

 

その理由は、市場の中で暗号資産を

『買いたい人が、売りたい人より多いと価格は上がる⤴』

『売りたい人が、買いたい人より多いと価格は下がる⤵』

ようになっています。

 

ネット販売の例でいうと、コロナによって不足したマスクがネットで転売されて、定価の何倍かで売られていたことがありましたが、それと同じで、価格が上がっても、欲しい、買いたい人が購入するのでどんどん価格が上昇していく、欲しい人がいなければどんどん安売りされる、という仕組みです。

 

買いたい人が多ければ価格が上がっても買われるから、どんどん値が上がる。逆に買う人が少なくて、売りたい人が多いと安く買いたたかれる。そう考えるとビジネス的には当然の流れというか、基本的なことで、他の商売と基本的に同じですね。

 

 

なぜ買う人が多くなるのか?

 

なんで買いたい人が増えるのか知りたい。

 

では、どうして『買いたい人が多くなるのか』、または『売りたい人が多くなる』なるのか、原因を解説したいと思います。

ここでいう『買いたい人』『売りたい人』というのは、暗号資産を取引する人、つまり『投資家』のことです。

言い換えると『どうして投資家は暗号資産を買いたくなるのか、売りたくなるのか』解説していきます。

 

 

暗号資産の価値や価格が上がる要因

  • 要因その1:将来的に、暗号資産の需要拡大を期待させるニュースや出来事があること
  • 要因その2:暗号資産の知名度が上がる
  • 要因その3:暗号資産がアップデートされる
  • 要因その4:通貨危機による影響で暗号資産の需要が増える

 

 

要因その1

将来的に、暗号資産の需要拡大を期待させるニュースや出来事があること

 

具体的なニュースとして

  • 2022年7月29日のニュースで、米連邦公開市場委員会(FOMO)において、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、市場の思惑通りの75ベーシスポイント(bp)の利上げの発言と、政策金利がFRBの考える中立水準に達したとの発言により、経済状況が良くなると考えた投資家により、ビットコインなどが買われ、1BTC290万円だったものが、310万円(6.8%上昇)に値上がりした
  • 2021年1月頃、電気自動車の大手メーカー『テスラ』の創業者『イーロン・マスク氏』が自身のツイッターに『#bitcoin』と記載したのがきっかけで、イーロン・マスクがビットコインに投資していると推測されたことで買いが集まり、ビットコイン価格が急増した
  • さらに翌月に『テスラ社』が15億ドルのビットコインを購入したことがニュースで流れ、話題になったことでも買いが集まりビットコインの価格が上昇した。この時期は、ビットコイン価格は1BTC300万円だったのが、610万円(103%上昇)まで急上昇している。

などが、価格上昇する要因となった代表的なニュースです。

 

将来的に暗号資産の価値や価格が上がる期待ができるニュースや出来事があると、買いたい人が多くなります。

 

 

要因その2

暗号資産の知名度が上がる

暗号資産の知名度が上がると、買いが集まり、価格も上昇します。

知名度が上がる要因としては先にも記載した通り、『イーロン・マスク氏』や『テスラ社』など有名な人や会社が、暗号資産を購入したとニュースが流れると、それをみた投資家の方々や人々が暗号資産に注目し、結果的に知名度が上がり、暗号資産に買いが集まった、ということがありました

 

 

要因その3

暗号資産がアップデートされる

暗号資産がアップデートされることでも、価格が上がる場合があります。

2022年9月15日にイーサ(ETH)にマージ(大型アップデート)が予定されており、マージ後の動向に注目が集まる中、イーサの価格も動いています。

実際は上がったり下がったり変動しているが、このニュースが出るようになった2022年7月頃から今現在(2022年9月)までの、価格をみると、1ETH13万円だったのが、21万円(60%上昇)となっています。

このように、暗号資産のアップデートが行われると、そのアップデート後の動向への期待感で価格が上昇する場合があります。

 

 

要因その4

通貨危機による影響で暗号資産の需要が増える

通貨危機とは、経済状況が不安定な発展途上国などで自国の法定通貨の価値が、対外的に下がることを指します。

その場合、不安定な法定通貨ではなく、ビットコインなどの暗号資産への買いが集まることがあります。そのことにより暗号資産の需要が高まり価格上昇につながるというものです。

 

 

例外

暗号資産の価格が上がる要因を記載しましたが、例外もあります

それはステーブルコイン』と呼ばれる暗号資産で、テザー(USDT)やダイ(DAI)、ジパングコイン(ZPG)などがあります。

テザーやダイの価格はドルと連動していますので、ビットコインやイーサとは少しその部分で違っています。ジパングコインに関しては金の価格と連動している暗号資産となっています。

つまり、ドルの価格が上がるとテザーやダイの価格も連動して上がり、金の価格が上がるとジパングコインの価格も連動して上がる、といった形になっています。

 

 

暗号資産の価格の変動額が大きい理由

 

暗号資産の価格の変動の幅が、株式投資やほかの金融資産と比べて大きいのはなぜ?

 

その理由は

  1. 理由その1:投資家の数が少ない
  2. 理由その2:クジラの取引の影響が大きく出る

ということがあります。

 

理由その1:投資家の数が少ない

暗号資産は株式投資やFX、このほかの金融資産取引と比べると歴史が浅く、投資家の数も少ないです。

  • 分母(投資家の数)が少ないので、1取引の影響が株式やその他の金融資産と比べると大きく価格に反映されます。
  • 株式やFXのように『こういう状況であればこうすべき』といった、確立した手法が定着しておらず、取引について手探り的なところもあるので、なかなか取引する人が増えないのかもしれません。

 

理由その2:クジラの取引の影響が大きく出る

クジラとは、市場を動かすほど大規模な資金を動かす、大口投資家のことをいう。

先に記載した通り、暗号資産はまだ投資家の数が少ないので、大口の取引があると価格の値動きに大きく影響します。

2022年9月予定のイーサリアム(ETH)のマージのときも、マージ後の動向を考慮してからか『クジラが大口の資産を移動した』ことがニュースになるくらい、クジラの大口取引が市場の価格に大きな影響を与える、という意味で、注目されます。

 

以上のように、暗号資産の市場は、ほかの金融資産と比べると新しく、取引数が少ないため、1取引の影響が大きく出やすい。また、確立した投資手法がなく、手探りや見様見真似のところがある。さらにはクジラの大口の取引によって価格の変動が大きく出やすい。などの理由で価格の変動が大きくなるようです。

 

 

暗号資産の将来性

 

暗号資産って将来的にどうなの?

 

暗号資産の将来性を考えたときにポイントとなるもの

  • ハッキングのリスク
  • NFTとメタバース

特に重要なポイントです。このポイントについて解説していきます。

   

 

ハッキングのリスク

暗号資産の取引には、『ハッキング』といったリスクがあります。

ハッキングとは、不法に他者のコンピューターに侵入し,データの改変やコピーを行うこと。このハッキングにより、暗号通貨が盗まれたり、といった被害が実際に起きている。

 

たびたびニュースで、暗号資産やNFTのウォレットがハッキングの被害にあい、暗号資産やNFTが盗まれてしまったことが、報道されています。

今現在は、各暗号資産取引所で『コールドウォレット』での運営・管理をしたり、セキュリティに力を入れています。

しかし、暗号資産のハッキングによる流出などのニュースが流れると、セキュリティの部分で完全に信用できないイメージが出てしまう現状があります。

 

 

NFTとメタバース

NFTを購入したり、もしくはメタバースの世界のゲーム内で買い物をするのには、暗号資産が必要です。

NFTとは、Non Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略称。簡単にいうと、デジタルアート(絵画や動画など)が、ブロックチェーン技術によって、権利や所有権を証明されたものをいいます。

メタバースとは、インターネットのサーバーに構築される仮想空間のこと。

 

NFTやメタバースについては、日本ではまだ知っている人が少ないように思います。

NFT分野では、『CryptoPunks(クリプトパンクス)』や『BAYC(Bored Ape Yacht Club)』の最初にリリースされたNFTは、希少価値を持つようになり、数千万円から数億円で取引されています

メタバースでは、すでに多くの人が『アクシー・インフィニティ(Axie Infinity)』や『ザ・サンドボックス(The Sandbox)』などのゲームをプレイしています。

これからもメタバースの世界でプレイされるゲームがどんどんリリースされ、プレイするユーザーも増えてくることが予想されます

そうしてNFT・メタバースが多くの人に知られることになることによって、暗号資産により取引する機会が増えて、もちろん暗号資産自体の需要、取引量が今後増えてくることに考えがつながります。

 

 

まとめ

暗号資産の値動きについて

暗号資産は、株式投資やFXなどの他の金融資産に比べると、新しい金融資産と言えます。

基本的には他の金融資産と同じく、暗号資産にとって有利なニュースや政策がされると値が動き、そうでない場合は下がったりします。

暗号資産の特有なこととして、ハッキング』による資産の流出や、暗号資産のアップデートによる期待感または知名度が上がることによっても、価格の変動が起こります。

また、暗号資産は取引をしている人が、株式投資やFXと比べると少ないので、一取引の影響が価格に大きく出る傾向があります。さらに『クジラ』による大口の取引があると、市場の価格が大きく動くことがあります。

 

暗号資産の将来性について

これからNFTやメタバースが広まって、NFTを購入する人や、メタバースを利用する人が増えてくると同時に、暗号資産の認知、需要、取引量が増えてくると予想されます。

また、ハッキングに対しての課題がありますが、セキュリティの強化も進んでいるので、今後被害が出ないようになれば、新規ユーザーも増えてくるのではないでしょうか。

 

さいごに

暗号資産のニュースを見たい場合は、ニュースサイトのコインテレグラフジャパンコインポストがおすすめです。私も毎日チェックしています。

ただ、暗号資産ニュースは、外国発のニュースが多く専門用語も多用されているため、読みづらく、なかなか内容を把握しづらいことがあります。記事によっては最後まで読むことが大変なことも多いです。

なので、今まで読んだニュースの中から、わからなかった専門用語を『暗号資産News用語集』にまとめました。

サクッとわかりやすく短文でまとめてあるので、ぜひチェックしてみてください。

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